サービス終了

 

今年の3月末で動画配信サービスのGYAOが終了するというニュースが少し前に見かけました。利用者ではないので特に影響はないけれど、サービス終了という響きに少なからず感じるものはあります。利用したことはなけれど、名前くらいは知っているようなものがなくなることに、一抹の寂しさと怖さを覚えました。何故かっていうと、サービスが終了すると私も終了してしまうような、依存したサービスが存在するからです。

Kindleに関しては私が死ぬまでは大丈夫かな、なんてたかを括っているけれどどうだろう。電子書籍と自分の今置かれている環境がとてもマッチしているので、今更紙の書籍には戻れない。Kindleのサービスに完全に満足しているわけではないので、それはまだ伸び代があることだとポジティブに考えてもいる。電子書籍の売上は年々右肩上がりなので電子書籍自体は無くならないだろうけど、Kindleがなくなる可能性はゼロではないわけで。サービス終了と共に購入した本たちも読めなくなるのかと思うとゾッとするような、かと言って全てを読み返すのかと言われるとそうでもない訳で。この辺りは電子書籍の整理の仕方に悩んでいることにも繋がるのかな。電子書籍はすぐ読めるから楽ちんだけど、もう読まないとか途中で飽きた本なんかもデータが蓄積されれているので邪魔になったりするんですよね。フォルダ分けをきっちりしてしまう私としては、不要な書籍データがあるだけでストレスに感じるのだけれど、みんなどうやって管理してるんだろう。データ削除するにもアプリ上では完全削除はできないのどうにかして欲しいもんだ。Kindleアプリって大量に書籍所有するとなると管理難しいだろうなと感じてるのは私だけではないはず。私の知らないところで素晴らしい管理方法が存在するのかな。となると、いらなくなったら売るか捨てるかすれば良い紙の本の方が管理しやすかったりもするのです。

改めて考えてみると、もしKindleがなくなっても悲しいけど絶望ってほどにはならないのではないかと思う。何故ってもうすでに読んだ本だから。そして私はほぼ読み返さない。読み返す本は紙で買っておけば良いんだね。歳をとると人や物への執着は薄くなってくるのかな。物体を所有することよりも体験することに重点を置いているので、読んだことで満足してしまうのかな。ライブも何度も見に行っても映像は全く見返さない人間なので。一期一会なんですよ。

とりあえずAmazonのwishlistに連なってる読みたい本たちを少しづつ読んでいくことが今年の目標かな。Kindleがなくなる以前に自分が本を読むことができなくなる可能性もあるわけで。