久しぶりに購入した雑誌は「老後戦略」

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いつだったか忘れましたが、Amazonで3ヶ月98円(金額は空覚え)キャンペーン時に加入したまま放置していたKindle Unlimited。大して活躍することもなく、しかし積極的に解約する行動を起こすこともなくそのままの状態を維持しているのはたまに見る雑誌の為でした。

紙で手にすることがなくなった雑誌。ついには単品購入することもなくなり、Kindle Unlimited内で閲覧可能なもののみ見るという状態にまで成り下がってしまった。もっと割り切っている人は無料で閲覧可能なアプリなどを利用したり、または雑誌という媒体に触れることすらしないのでしょう。雑誌がどんどん月刊が季刊になり、休刊、廃刊になるのも頷けます。新聞も同様に編集というワンクッションが入るためどうしても情報が遅きに失する感が否めない。時代の流れに抗えず、慣れ親しんだものが無くなるのはやはり寂寥を感じます。

 

そうは言っても、本屋に足を運べば必ず雑誌コーナーは冷やかし程度に一通りチェックしてしまう。実際に手にとってチラ見できるのはやはり一番の購入動機につながります。あとは自分の嗜好のアルゴリズムから外れているであろうカテゴリーのチェックが出来るのも本屋の良いところ。

普段は通り過ぎる中年男性向け(ぽい)コーナーで目に止まった「老後戦略」。

 

 

久しぶりに買った雑誌がファッションでもインテリアでも料理でも旅行でもなく、老後戦略とは私の年齢を考えたら至極当然である。のだけれども老いの自覚に幾ばくかの寂しさを感じるのもまた自然なこと。しかし感傷に浸ったところで未来は変えられないので、対策は施すに越した事はない。

 

この手のお金に関するあれこれは、以前から特集の内容に代わり映えがないのも雑誌離れの要因の1つ。結局は節約&先取り貯蓄&NISA&iDeCo&ふるさと納税&副業で収入アップなどなど。流石に新しい情報があるやも知れぬ、と期待しつつ買ってはみたけれど、お金に関する内容は特に目新しいものはありませんでした。もちろん知識のない情報もあるので、記憶に留めて後日深堀情報収集しようと思います。気にはなっているけど深掘りできていない情報ほど早めに対応したほうが良いのに、と思いつつ時間があるとすぐ快楽に逃げてしまう。

保険と高齢者の住宅問題と任意後見人は今年中には情報収集だけでもしたい。保険は今年中とか悠長なこと言ってはダメなんですけど。ぐずぐずしてしまってどうしようもない。

 

結局買ってよかったのか、と言うと評価の分かれるところ。ネットでの情報収集に慣れている層にはもはや無用の長物と成り果てているけれど、情報の精査が苦手又は収集自体苦手な方にはとっかかりとしての良い特集なのかな。PRESIDENTだからターゲット層は高収入中年以上の男性かと思っていましたが、今回の特集は中年以上の低収入女性にも参考になるのではないでしょうか。かなり辛い現実と向き合わなければならなくなりますが。

 

「老後40年家計大改造プラン8」というパターン別に60歳から100歳までの貯蓄プランの一覧表が見てて辛かった。何が辛いかというと、離婚または死別した女性の年金額の違い。会社員か専業主婦か自営かなど状況によって異なるけれど、結婚または出産と同時に仕事を離れてしまう多くの女性たちの将来を考えては暗い気持ちになる。

いまだに結婚出産で離職することが当たり前と考えている層は一定数存在します。特に地方の中年以上の人々。これは性別問わずかな。もしくはこの考え方の周囲に感化した若者達も含まれます。最後は本人の判断だけれど、家庭や職場の環境に左右される人が多いでしょう。もちろん働けない事情も人それぞれなので仕方がないこともあるだろうけれど、なるべく今一度若い女性には考えて欲しいと切に願います。

ただ、この「老後40年家計大改造プラン8」だと100歳時点で1000万以上の貯蓄がある人が半数以上。生きてる可能性かなり低いし、そもそもそこまで残す必要ないのでマネープランとしては節約しすぎではないかな。願わくは使い切って死にたいですね。そんな上手くもいかないだろうけど。

 

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今日初めて白玉粉から白玉団子を作りました。思った以上に簡単に美味しくできたことに感動。冷凍保存も出来るらしいのでまた作ろう。