毎週見ることの楽しさを知る

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最近久しぶりに地上波のテレビ番組を毎週欠かさず見ている。アニメ2本とドラマ1本。毎週決まった時間に見ることが大変ストレスに感じる為長いことしていなかった行為。続きが待てないという理由もある。ドラマも本も終わった後に一気見する派でした。そんな私が昨年から鬼滅の刃を毎週リアタイしないと死んでしまう病にかかってしまいまして。

日曜日の夜というのが辛い時間帯だけど、仕事でリアタイできないこともなく、確実に見られるという点では感謝している。ゴールデンタイムのアニメじゃなくて良かった。お子様向けでなくて命拾いした。

 

今シーズンはそれに加えて月9の『ミステリという勿れ』。漫画が好きで3巻まで読んでました。広島の話を読んで怖くなって読むのを止めてましたが(怖がりなので)ドラマの1巻を見て漫画を読み返していたら続きが気になり結局最新刊まで読んでしまった。

 

面白いけど、開かぬ箱はこれまた怖くて夢見が悪くなりそう。田村由美は『巴がゆく!』の頃からのお付き合い。少女漫画にしては男性がマッチョ。戦闘シーンもド派手で楽しかった。登場人物の感情の起伏も激しくてよく叫ぶので読むのに体力使うけど。

 

1巻の表紙見ただけで読みたくなってしまう。懐かしい。絵柄がほとんど変わらなくて、昔からやばい人の目が本当にやばそうなところが相変わらず怖いです。ドラマのキャストに賛否両論らしいと聞きましたが、登場人物にあまり思い入れがないのでそんなに気にならないかな。菅田将暉の整君の話し方は結構しっくりきてます。それより整くんのお部屋のインテリアが可愛くて気になる。もうちょっと全体映してくれないかな。

 

もう1つはアニメ『平家物語』

heike-anime.asmik-ace.co.jp

イラストが素敵だなと思ったら、キャラクター原案が高野文子でした。寡作の人ですがこちらも昔から大好き。全体映像もとても素敵で淡白なのに簡素すぎず、場面場面が一枚の絵のよう。時間が夜中なので流石に録画で後日視聴ですが溜めずに毎週欠かさず見るのが楽しみ。

 

アニメを見るようになると声優さんも気になるようになりました。重盛役は義勇さん、徳子役はしのぶちゃん、清経は炭治郎。声を聞いていると別の楽しみもあるのがアニメの面白いところ。ちなみに登場はまだ先だけど、義経はユリアンミンツ。エレンイェーガーの方が有名かな。アニメの知識が少ないのでこれくらいしか知らないけどこれだけでも楽しい。

 

それにしても4話はとにかく辛かった。3話からやばい匂いはしてたけど、自分でも引くほど号泣。ううう、重盛…。このアニメは平家終演後の義経のどのあたりまでやるんだろう。

 

平家物語に初めて触れたのは学生の頃。吉川英治の新平家物語。軽い気持ちで読み始めたら清盛がいい人に描かれていて、先を考えると辛くて読み進められなかった。それから10年後くらいに再チャレンジ。義経が登場して頼朝から雑な扱いを受けるあたりで、これまた先を考えると辛すぎて読み進められなかった。良い加減三度目の正直で最後まで読みたい。

何度も炎柱の死に際見返したので推しの死に耐性がついた筈…。多分。いや、重盛で号泣したけど。思い返せば吉川英治の三国志で関羽の死に号泣したのが始まりな気がする。今まで窮地はたくさんあったけどかろうじて生きながらえていた彼が予想外な場面で命を落としてしまったので悲しみよりもまず驚きを感じ、驚きながら泣いた。この後に銀河英雄伝説で同様の驚きの悲しみを味わうのですが。それはまた別の話。

 

 

高野文子の一番読みやすいであろう本。

マイペースすぎるるきさんが最高だし、お友だちのえっちゃんとの関係性も良い。